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2007年9月 7日 (金)

平泉の文化遺産/毛越寺と浄土庭園

平泉の駅前に“泉屋”という蕎麦屋さんがあります。

メニューにある“泉そば”は、泉屋と中尊寺の微妙な?関係や

そばの食べ方などの“口上”付きで1600円です。

創業100年のお店だけあって、打ちたて、茹でたての蕎麦は絶品です。

中尊寺を後にしたのは午後2時少し前。

すきっ腹を抱えて、早速、泉屋に飛び込みました。

さすが100年の歴史を誇るお店でした。蕎麦の風味、コシ、のど越し、どれも一級品。

盛りは少なめでしたが、“感動の味”がプラスされて、満腹!満腹!

さて、前回に引き続き今回は平泉文化第2の中核寺院“毛越寺” のご紹介です。

【浄土庭園/州浜】

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【浄土庭園/池中立石】

T_031

毛越寺は「モウツウジ」と読みます。

でも、通常「越」を「ツウ」とは読みませんよね。

実は、「越」は慣用音で「オツ」と読みますので、

もともと「モウオツジ」と読んでいたものが変化したと考えられています。

【浄土庭園/遣水】

T_037

この毛越寺には、平安時代の庭園遺跡がほぼ完全に残っており、

特別史跡・特別名勝の二重指定を受けています。

大きく蛇行しながら、

かつて龍頭鷁首(りゅうとうがくしゅ)の船をうかべ

管絃の楽を奏したといわれる“大泉が池”に流れこむ“遣水”は、

その水流の中にさまざまな石組みを配していて、

耳にも目にも美しい心地よさを味わうことができます。

毎年5月に催される“曲水の宴”では、

この遣水を舞台に平安時代の貴族の優雅な遊びが再現されます。

平安時代の作庭様式を残す日本最古の庭園は、

八百年を経た今日でも、変わらぬ美しさを見せています。

【毛越寺開山慈覚大師をまつる“開山堂”】

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【享保17年伊達吉村公によって再建された“常行堂”】

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天台宗の別格本山である毛越寺は山号を医王山といい、

奥州藤原氏二代基衛によって造営されました。

全盛期には堂塔四十余、禅房五百余あったといわれます。

当時の堂宇は残念ながら焼失してしまいましたが、

今も残っている礎石(建物跡)群からは、

当時の堂々たる威容を想像することが出来ます。

毛越寺全盛期の平安の昔に思いを馳せながらのんびりと池を一周すると、

前に大泉が池を配し、

かつての金堂円隆寺をはじめ嘉祥寺・講堂・常行堂・経楼・南大門などの

堂舎が立ち並ぶ、平安伽藍様式の荘厳で壮大な寺院の姿が目に浮かんできます。

【本堂】

T_043

【寺務所】

T_047

時間の関係で、

源義経が妻子とともに自害したとされる場所に建つ“高舘義経堂(たかだちぎけいどう)”と

秀衛が宇治平等院を模して建立した“無量光院跡”には行けませんでしたが、

世界遺産登録の暁にでも、是非また行ってみたいと思います。

“平泉”・・・魅力溢れるところでした。

T_035

今日の写真はこちらです。⇒毛越寺と浄土庭園

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