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2007年11月18日 (日)

水力発電発祥の地

地球温暖化、ますます深刻な状況となっているようです。

全世界で、しかも国家レベルで取り組んでいるはずなのに、

やはり国家間の利害が優先するからなのでしょうか。

先日、車のラジオから、「あなたは温暖化防止の為に、今何をしていますか?」

の声がな流れた時、「誰かがやるだろう」とか「私一人ぐらいやらなくても・・・」

と考えている自分がいることに思わずハッとしました。

“チーム・マイナス6%”で提唱する「一人一日1kgのCO2削減」も、

正直言って他人事でした。

仙台はクリーンエネルギーの象徴とも言うべき水力発電の発祥の地です。

自分自身の意識改革にと、その水力発電発祥の地“三居沢発電所”を見学してきました。

【明治41年竣工の三居沢発電所】

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仙台市青葉区荒巻にあるこの小さな発電所は、

明治21年7月1日、

三居沢のこの地にあった宮城紡績会社が紡績機用の水車を利用し、

東北地方で初めて電気の灯りを点した日本最初の水力発電所です。

【発電所建屋】

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上の写真は発電所の建屋ですが、

建屋前の由緒書きには「明治41年(1908)に建てられた

木造平屋建・下見板貼のほぼ正方形プランの建屋。

寄棟屋根の中央部を一段高く上げた切妻屋根と平の面の前面明り取り窓が特徴。

棟札より棟梁伊藤今朝五郎、脇棟梁伊藤利三郎が判明している。

―平成11年8月文化庁登録有形文化財―」とありました。

【明治の発電所は今も発電し続けています】

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紡績工場に灯りを点すことに始まったこの日本最古の発電所は、

その後、仙台市電気部、東北配電株式会社などを経て、

昭和26年東北電力株式会社に継承され、

現在もなお最大出力1,000キロワットで運転を続けています。

【発電所に隣接する変電所】

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明治時代から休まずに運転し続けるこの小さな発電所、さぞかしボロボロと思いきや、

いまだに力強く運転されいて、その若々しさには驚きました。

明治21年に宮城紡績会社に初めてアーク灯50基を点した三居沢発電所が、

その後仙台電灯株式会社となった明治27年頃の仙台市内の電灯数は

365灯だったそうです。

現在はどのくらいの規模となっているのでしょうね?

とても想像がつきませんが、省電力を真剣に考えないと、

近い将来、地球がダメになってしまうレベルであることには違いありません。

【発電所近くの三居沢不動尊のお滝】

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